ニィロウというキャラクターが自分を変えてくれたお話
どーもせっくんです。今回はうって変わって原神のお話をちょろっと。
皆さんは原神というゲームを御存じでしょうか。普段ゲームをやる人はもちろん、そうでない人も名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
いま世界で最も売れているオープンワールドRPGといっても過言ではないでしょう、それほどまでの売り上げと知名度を誇ります。
ソシャゲの例にもれずガチャ要素はあるのですが、このゲームは最低限、或いは下手したら無課金でも十分遊べてしまうのが良いところであり恐ろしいところ・・・
なぜ無課金でできるのかは置いといて、今回はこの原神というゲームに出てくる「ニィロウ」というキャラクターについて。
原神公式Twitter(X)より画像引用
https://twitter.com/Genshin_7/status/1598889768527486978
上の画像の子です。スメールという地域で登場する踊り子の女の子で、ダンスを得意としています。
原神は専ら戦闘が結構遊び方の大きなウェイトを占めていますので、戦闘面の性能にも触れると……
開花反応を独自のものに変化させるという唯一性をもって、ニィロウ開花というひとつの戦闘ジャンルを築き上げていたりします。
実際僕はこのニィロウというキャラが大好きであり、原神においてもニィロウ開花パーティーを組んで遊んでいたりするのですが
愛で武器完凸させるくらいには好きです。
もちろんこの武器が非常に強いものであったこともありますが、武器は正直このゲームで凸る必要はないと思っている自分でさえこの武器を完凸させるくらいには、ニィロウは私にぶっ刺さったわけです。
さてそろそろ本題。
ニィロウの一体何が私の心を動かしたのか。
それは彼女の「優しさ」です。
↓以下、若干ネタバレがあります↓
ニィロウの伝説任務、つまりキャラクターにスポットを当てたストーリーがあるわけです。ニィロウの伝説任務はこれまた異質で、ストーリー中に戦闘が1回しか挟まれないうえ、ストーリーの多くを討論が占めるというものになっています。
討論はまあなんやかんやあるのですが、私が紹介したいのはラストシーン。ネタバレはあまりしたくないのですんごい端折りますが……
イナヤという少女とイナヤの父が和解(というにはもどかしさが残るものですが)するシーンで、イナヤの背中を押すニィロウ
そっとイナヤに寄り添い、躊躇するイナヤをフォローして一歩を踏み出させようとしています。
勇気を振り絞ってすれ違っていた父と話をする決心をしたイナヤを、やさしく見守っています。
イナヤと父の会話が始まると、ニィロウは主人公のところへやってきて、
なんて、やさしい子なんだ・・・!!!!
あまりにもできすぎる気遣いに感動して涙が出ます。
もちろん、ニィロウの優しさが感じ取れるのはこの場面だけではありません。
全人類ニィロウの伝説任務やって
・・・
・・・
少し自分語りをさせてください。
私は正直、生まれ育った環境をそこまでよくないと思っています。金銭的に貧しくはなかったのですが、あまり愛情や人のぬくもりといったものを感じないまま大人になってしまったと思っています。
つまり、自分は人にやさしくするということがどういうことなのか、やさしく接してくれることがどれだけ温かいものなのか、知らないまま大人になってしまいました。
なので、人と衝突したり、キツく当たることも多かったなと振り返って思います。
もうなんとなく皆さん、言いたいことが予想できているんじゃないかとは思いますが、私に優しさを教えてくれたのは紛れもなくニィロウでした。
人にやさしくするって、こういうことなのか。
やさしくされるとこんなにうれしくて、あったかいんだ。
ポカポカすると綾波レイのような感想を言っていますが本当にそうで、人にやさしくすることの意味を、私はニィロウから学びました。
それ以来私も、意識としてニィロウのような言動・行動・接し方ができるようになることを目指すようになりました。当然まだ未熟ですが……
ですが、職場の人間関係がなんかうまくいくようになったなと感じる場面も実はあったりするので多少なりとも良い方向に向かっているのではないかな。
以上、ニィロウが私の価値観ごと変えてくれたというお話でした。
ニィロウというキャラクターを生み出したHoYoverseには感謝しかありません。
最近Twitter(X)TLでニィロウの画像をよく見るようになり、しばらく原神から離れていたのですが復帰しました。フォンテーヌが来るということで、水中を泳ぐニィロウはきっと優雅で素敵なんだろうなと思いをはせつつ、この記事を締めくくりたいと思います。
さいごに