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ワタシ御伽ばなシのスコアタをしたお話

初めましての方は初めまして。せっくんです。

 

バレンタインありすで無事に天井しました。正確に言うと295連目で出てくれたのですが、これはもう実質天井みたいなものです。トホホ・・・

 

さて、今回の本題。グルーヴイベント「ワタシ御伽ばなシ」お疲れ様でした。

曲名を変換するのが面倒なので、今後は御伽噺で統一させていただきます。

2023年にHALLOWEEN GAME(以下ハロゲ)というアタポンイベントでスコアタをし、1位を獲得することができたので、もうスコアタに関しては1位狙いとかせずにのんびりやると言っていたのですが…

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えーーー

1位取れてしまいました。

 

本当に、1位を狙っていたわけではなかったんです。

さらに今回たたき出したこのスコアーーー

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なんと、理論値です。

 

しかし正確には、理論値という言葉は半分正しくありません。

 

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理論値が半分正しくないというのはどういうことかというと、まず今回スコアタに使った編成とポテンシャルは上の画像のようになっています。

全員ポテ35を前提として、アピール値に30振って特技を全員5振りにした状態で特技全発動させれば2867800よりも高い点数を出すことができます。が、全発動の確率がおわりますので現実的ではありませんね。

「いやいや、巻き込みスコア287じゃん!」という人もいるかもしれませんが、デレガイド側の設定ミスで、本来巻き込み不可能である箇所が巻き込み可能と示されてしまっている部分があります。具体的に言うとスライドノーツであり、これに関してはスコアタ猛者がすでに検証して入らないことを示しています。よってこの編成とこのポテンシャルでは287を出すことはできません。スコアタしない人も知っておくといいよ!

というわけで、今回の理論値というのは、あくまで私が使った上記編成上記ポテンシャル状態において、これ以上記録することのできない最大のスコア、というふうに捉えて頂きたいと思います。

 

それではここからスコアタ振り返り・・・

①イベ開始時の心境

ハロゲですでに1位を獲得しており、冠持ちになっていたことと、ドミナントの登場によって編成環境がガラッと変わってしまったことが重なり、スコアランキングの順位に関してそこまでこだわりを持っていたわけではありませんでした。いわゆるモチベーションが前ほどはなかったというわけですね。

さらに、月末月初ということでバレンタイン限定ガシャが控えており、ここで登場する新SSRの特技次第では理想が変わってしまう可能性がありました。担当である橘ありすが登場することは確定していたので、どうせ回すと決めていましたが・・・

(余談ですが過去に一度限定カードを1枚も出せないまま天井叩いたこともあるので、ありす確保を優先するならスコアタパーツは追わないと決めていました。結果から言うと理想は変わらなかったので杞憂に終わったのですが)

しかし、なつっこ音頭(せっくんがイベスコアタ初参戦)以来のViグルーヴ。手持ちがPaViに偏っている自分としては、ここは白段狙ってみたいと思っていました。

 

まず今回の理想編成は上記であげたようにPaVi11s軸のブレスレゾナンス。すでに編成を持っていたので早速巻き込み研究にとりかかります。この時点でレシピが10枚足りておらず(メダルはありましたが)、理想が変わることを懸念していたので10欠け状態で開始。

とりあえずデレガイドに編成を入れシミュレートすると、全発動60%超え・・・

曲が短い上になつっこ音頭とは違いリトライ機能が実装されたため粘着の難易度が急激に下がりました。また、ファン活に関しては終わっていたのですぐさまスコアタに注力することができました。

また、イベント初日は奇跡的に平日であるにもかかわらず仕事が休みだったので、開始と同時に加点研究を開始しました。

(BPM150と自分の得意な速度帯+曲も譜面も好みだったので、これはモチベが落ちていた自分でも白段は狙おうと決意しました)

さっそくデレガイドを使って巻き込み箇所をおさらいし、Excelで加点表を作り、練習動画を作成して巻き込み箇所を覚えました。なつっこ音頭で70か所とかやらされていたので耐性ができていたこともあり、初日ですぐに覚えられました。

 

 

ひとまず284.4を出して、この時点で1位に躍り出・・・せず、ノータイムで285のリザルトがTLに流れてきました。まあどうせこのままあとはずるずる落とされるだけだろうなとは思いつつ、285は超えたいなと思ったのでいったんは目標をそこに定めることに。

 

②目標達成、さらなる高みへ

 

土曜日には285を超えることができました。この時点で3位。上2人がなつっこの1位とテラリウムの1位であり10欠けの時点でまあ厳しいだろうなとは思っていました。(当然上2人はフルポテであり、この時点で3000点のビハインド)

さらにこの時点で1位はすでに286を軽く超えており2位との差も大きかったのも確か。

 

しかしその日の夜

 

 

爆伸び。フルポテなら286に乗っていたというスコアを出すことができました。

しかしこの時点で、上2人はすでに286のっており差を感じさせられました。だがここでせっくんはある考えが頭をよぎります。

 

「これ286出せたら色段(3位以内)いけるのでは?」

 

③色段狙いにシフト+ありすガシャ

本格的に色段を視野に入れ始めます。そして2/5、ありすガシャ到来・・・

 

 

天井直前でありす引けました。やったね。

いや実質天井みたいなもんやろがーい。

スコアタには直接関係ない話ですが、特訓前のイラストの破壊力エグない???

無料単発等で回数を稼ぐこともできましたが、今となっては御伽噺1位の画面をこのありす特訓前の絵で飾れたのでこの時点で引いておいてよかったと思っています。

 

さて、ありすガシャで無事ありすも引けて、スコアタの方に話を戻しますと・・・

新規限定SSRが登場しましたが、御伽噺イベの理想編成は変わりませんでした。なので色段狙い、すなわち286をたたき出すために覚悟をキメます。

"レシピ投入"です。ありすガシャで握りしめていたメダルでレシピを購入し、振り切れていなかったなつきちと仁奈に投入。これで自分もフルポテで参戦することになりました。

 

④2位の壁、そして再研究

 

 

レシピの力で286超えを達成。色段は現実味を帯びてきました。

しかし順位は変わらず。しかも2位との差が400点であることに気づきます。非常に悔しい。ここで色段から2位を抜くに目標が切り替わりました。

ちなみにこの時点で1位は286.6。理論値-1600ほどであり、これはさすがに勝てないなと思い、2位狙いをすることに。とりあえず高確率特技のポテを1ずつ削ります。

やってしまったのが、オバドラとブレスがどちらも高森藍子だったということ。オバドラを削ろうとするとブレスも削れてしまう罠にはまりました。当初は覚悟してブレスも削っていましたがあまりにもストレスだったので藍子はのちに10にもどしました。しゅがはのブレスも持ってはいましたが、レシピは振れていなかったのでここは藍子で押し切ることにしました。

ちなみに2位の人は通話でえっらい特技の削り方をしていることを話していました。(テラリウムでやり合った戦友であり、普通に仲が良いので結構通話とかしていました。)

 

さてここで、1度巻き込み箇所を振り返ってみることにしました。

御伽噺の巻き込み難所は3か所あります。他の箇所で加点失敗しないようにしつつ(といってもしくじるものですが)、この3か所をいかに決めるかという研究をし始めました。なおこの時点でイベント終了まで24時間を切っています。

 

(1)開幕

 

まずは開幕のここ。上は猶予1フレーム、下は猶予2フレームです。

しょっぱなからゲロ吐くほど難しい巻き込みが襲ってきます。しかもオバドラの影響でパフェで乗り切らないといけません。

ここを両方とも決められた場合、直後のスライドを離した時点でスコアが135000を示します。

 

あれ、135000ってちょいちょい見てるな……

そう、個人的には入れるの無理だろとか思っていた(特に上の猶予1フレームのタップ)ここですが、そこそこ入れられていることに気づきました。(下の2フレームフリックスライドは入れないとそもそもここからスコア伸ばせないレベルの加点量なのでそこは前提)

今回はなつっこ音頭とは違い永久にやり直しがきく上に、開幕にこの配置が飛んでくるので、結論ここで135000の数字が見えるまでやり直すということにしました。

 

次の難所です。

(2)誰が入れられるん?っていうスライド終点

猶予1フレーム、0.006秒しかない大バカ配置です。

しかしここ、実はデレガイド上でも計上されていない中間点の早巻き込み加点があり、ここを成功させると3099点の加点が入ります。デケェ

ただ単純にここは開幕ではなく曲の中盤にあるためリトライ連打はそこまでききません。なので入ればラッキー程度に抑えておくことにしました。

ちなみに1位は計算上普通に入れていることがここで判明しました。ぎょえ~

 

(3)配置ゲロのフリック巻き込み

 

今回最大のポイントです。加点量は1106点と曲中で見れば高いほうではありませんが、2位との差が400点であるということはここ入れるか入れないかで順位が1つ変わります。

加えてここは猶予msは44msと、許容がアホみたいに少ないわけではありません。ではなぜ難所なのか。周辺のノーツ配置的にバカクソ取りづらいからです。

オバドラが噛むのでパフェで乗り切らないといけません。これを言葉で説明するのは私には難しいですが、少しでも巻き込み加点かじったことある人ならここがやばいくらい難しいことは想像していただけるでしょう。

 

でも2位を抜かして自分が2位に躍り出るためにはここを何としても入れなくてはなりません。ここでjubeatやってた頃の自分の経験が生きました。

 

ⅰ)フリックの前2つだけをなぞり3個目の前でいったん止める

ⅱ)タップをリズム通りに叩く、指は離さない

ⅲ)直後の3→1のフリックをリズム通り(より気持ちちょっと遅め)に取るように、タップで置いた指をそのまま左までもっていく

ⅳ)ⅲのタイミングで、ⅰで取らなかったフリックの最後の1つを取る

ⅴ)直後の5番タップを左手で取る

 

上の運指+意識で結構安定してとることができました。ここキメたら勝てる!そう思って本番に臨むことにしました。

(これ後からわかった話ですが、この時点での上2人もここの加点は捨てていたようです。)

 

⑤スコア爆発。理論値へ

先述のリトライ機能を使い、135000が出るまで繰り返し、135000が見えたら先に進むことにしました。また、「ふーしぎ、ふーしぎ」のところで1040000が見えたら理論ペースで来ているということも後に分かりました。とりあえず1040000の数字を見られたら、あとは0.006秒スライド以外を決めればOK。多少どこかでミスっても箇所によってはアウトですが、十分2位狙いが狙える・・・

0.006秒スライドは猶予1フレームしかなく入ったかどうかなんて目視でわかるわけないので、サビ以降はGREATを出さないように巻き込みすることに全力を注ぎました。

サビはいると巻き込みの箇所が落ち着いてくるので、時折ちらっとスコアの数字を見ます。ブレス等が不発している場合はスコアが明らかに低く示されるので、不発確認のために……

 

ある1回の挑戦時、サビ突入したときにスコアをチラ見。そのとき、なんかスコアがやたら高い気がしました。今まで見たこともないような数字を示している。低くはないから、とりあえず続行……これもしかしてスライド入った?

不思議と緊張はしていませんでした。とりあえずこの後のフリック地帯を入れることを頑張るんだ。

そしてフリック地帯も無事に入れることができました。あとはミスらないように気を付けながら……曲を終えました。

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は?????????????????????????????????????

 

そこに表示されていたスコアは、前代未聞の286.7。現2位はおろか無理だろと思っていた現1位をブチ抜き、自分がTOPに躍り出てしまいました。

あまりの衝撃的な数字を前に困惑しつつ計算をしてみると、この数字は自分の使っている編成で出せる最高打点でした。

つまり、曲中の巻き込み加点できる場所を全て成功させ、1点の減点もなくフィニッシュしたということが判明しました。

 

☆理 論 値 達 成☆

 

(余談ですが、デレステのスコアタにおいて理論値をたたき出したのは私が初めてというわけではないようです。)

 

⑥イベラン?????

ちなみにデレステには、同スコアが並んだ場合は先着順・・・ではなくイベントptの多いほうが上位に記録されるというふざけた仕様があります。私も今回初めて知りました。元1位の人はイベントptが私より圧倒的に高かったので、並ばれたら負けなわけですが・・・理論値達成した時点でイベント終了まで20時間を切っており、かつお互い仕事があり平日は叩けないので実質残された時間は3~4時間程度といったところでした。

さすがに大丈夫やろという気持ちと、万一ここから抜かして来たら・・・という不安。不安の方が勝っておりその日は仕事が全然手につかなかったのを覚えています。

⑦終幕、そして2度目の1位獲得

結果から言うとそのまま抜かれることはなく、2867800で1位を飾ることができました。

コンセなしの環境は自分に向かい風であると自覚していたものの、それをひっくり返す結果と、なにより反省点の一切ないまごうことなき完全な勝利をおさめられたので、今回のスコアタは自分にとって非常に満足のいく結果となりました。

 

2024年に入りスコランイベが月1となってしまったため、参戦の機会はさらに少なくなってしまいましたが、今回のイベントを通して自分の巻き込み力にかなり自信がついたので、今の手持ちで戦えるのであればやれるところまで目指してみようと思います。スコアタの課金はもうやめようと思うので、いつかはランキングから外れることになるかと思いますが・・・

デレステというゲーム自体はとても好きなので、ライパ等でも自分にかかわってくださる方々は今後ともよろしくお願いいたします。

 

それではこの辺で。

改めて、Live Groove Visual Burst「ワタシ御伽ばなシ」お疲れ様でした!!

素敵な曲と楽しい譜面をありがとう!!!