なつっこ音頭のスコアタをしたお話
初めましての方は初めまして。せっくんです。
なつっこ音頭イベントお疲れ様でした。このたび、ハイスコアランキングで4位を獲得することができました。
自身初のスコアタということもあり、いろいろ思いがあふれそうなので今回記事を書くことにしました。
1.きっかけ
担当アイドルであるありす、みりあがともに歌唱していました。また、スコアタやってみたいという気持ちがあり(主にスコアタ師匠であり私をこの世界の沼に引きずり込んできたKAGE2という男のせい)、ガシャを結構引いていました。そんな中でやってきたVisual Grooveイベント。私は手持ちがPaのViに偏っているので、おそらく理想編成が組めるのではないかと踏んでいました。
2.フェス天井、そして理想編成へ
Viグルーヴということで、大方理想編成は下のようになるだろうと予想できました。
運よくオバドラの藍子を引けていた(引きに行った)ので、フェスでなつきちの11sリフレインが取れれば晴れてスコアタデビューすることができそうだ。
そしてイベント開始と同時にシンデレラフェスが開催されました。まあ周期的にはCuのVi7sリフレインであろうと思っていたのですが…
あっれ~~~???????
Cuがいない。それどころか薫ちゃんがVi7sリフレイン。
隠れ推しキャラである千枝ちゃんもVi7sレゾ。あーこれは
引くしかねえ。
結果としては30連で千枝、150連目で薫を引き当てることに成功し、なかなか良い結果となりました。
どうせ半分来たんだからこの際300連まで回してしまおう。そう思いぶん回した結果、リフレイン李衣菜とシンフォニーまゆを道中で運よく引くことができ、かなり大きな収穫となりました。
(周年のプラチケ候補がここで引けたのはかなりデカい)
そして天井
まあこれで準備完了っと。なつきちのファン活が間に合っていませんでしたがグルーヴ回していたら1人くらい何とかなるだろうと思っていました。
しかしここで事件が起こります。
あれ、薫ってVi7sリフレインだよな・・・?
雫が7sレゾで、アンサンブルも茜がいるから7秒軸というものが組めるんだな……
と、そんなことを思って、いや~でもオバドラ9sに対して7s軸ってどうなんやろと思いながら試しにデレガイドでシミュレーションをしてみると
あwwwwwwwwwwwww
11sよりスコア出た
この瞬間、ファン活対象が2人になりました。
3.ファン活地獄
というのも、私はこれまでファン活をサボり続けてきた人間であり、上の編成が組めてついにスコアタをする!となってもポテンシャルが振れておらず、スタートラインに立っていないんですよね。
上記7s軸編成が今回の理想編成だったわけですが、この編成においてフルポテ(35)は高森藍子のみ。日野茜もファン数1000万でポテ30は振れていたのですが、レシピ分の5は足りなかったわけです。
ライパしかやらないデレステ人生を送ってきたため、イベント1万位以内の報酬であるレシピもいくつも取り逃していました。ここまで自分のやりこみのしなさを呪った瞬間はありません。
レシピはしょうがないにしても、30はファン活で稼げるので何とか頑張ろう、と思いファン数一覧を見るわけです。
及川雫=300万人
龍崎薫=6万人
おわった~~~~~~~~~~~~~
地獄のファン活の幕開けです。
薫はイベSRにチャーム持ちがいるので、とりあえずそれをセンターに置き後は薫の艦隊を組んでひたすらグルーヴ2倍消費で叩きました。一方雫は手持ちカードの特技が面白いくらいに7秒しかなかったので、レゾ雫をセンターにおいて2倍消費に突っ込みました。もちろん、オートライブも全てファン活に割きました。
イベ開始が5/30でしたが、6/1には薫のファンを1000万人にし、6/3には雫も600万人まで稼ぐことができました。そして、6/4、ファン数2倍キャンペーン開始と同時に、身内で変なライパとかやって楽しむグループ「さわやか」のメンバーに頭を下げ、自分は雫艦隊、他の人に全枠チャームorレゾを編成してライパしてもらう(通称:接待ライパ)ことをして、なんとか6/4に雫を1000万にすることができました。1曲7~8万入るので、GRANDのスタゴラ編成を組めない私にとってはこれが最高効率です。
(この時協力してくれた4人にはマジで感謝です。このためにも、結果を残さなければという思いがより強くなりました。)
ちなみに、2時間で300万入ってます。プレミアムパスや方針などもすべて含めての値ですが、にしても爆速過ぎて涙が出そうになりました。
さいごに、なけなしではあるもののストックしていたレシピが6枚あり、そのうち5枚を雫さんに投入しました。本当は茜に投入する方が他の編成を考慮しても良かったのですが、同僚の方にたくさんゲストを出してもらっているにもかかわらずレゾのフルポテゲストを私が1つも出せていないのが申し訳なかったので、イベ終了後もゲストで使ってもらえるように雫に振ることにしました。
こうして、レシピ10欠けではあるもののスコアタをする準備が整いました。
4.減点回避地獄
ファン活期間中も、イベ曲の譜面研究は同時並行で行っていました。なので時系列が若干めちゃくちゃになっていますが許してください。
まず現在のスコアタ環境的なお話ですが、このゲームは特技発動中にノーツを捌くと、その分だけ素点にブーストがかかる仕様になっています。また、判定が音ゲーの中ではかなり緩く設定されています。そこから何が起こるかというと、広い判定を生かしタイミングをずらすなどして特技発動中に無理やりノーツを処理することで、本来加点の見込めないノーツであっても加点させることができます。これがいわゆる「巻き込み」というやつです。そして現在のスコアタ(特にイベント)では、上位狙いの場合この巻き込みをいかに行って点を稼ぐかというゲームです。もはや音ゲーではない別の何かを要求されています。
もちろんせっくん自身もそれはわかったうえでやっているのでそこは何ら問題ではないのですが、問題なのは今回、なつっこ音頭がBPM120であったということです。
遅いとかそういう話ではなく、スコアタかじったことある人ならわかると思いますがこのゲームには特技の発動・終了がノーツの判定タイミングと重なる場合があります。その際はジャストで叩けば問題はないのですが、ジャストよりちょっとでも早く・遅く叩くことによって本来得られるはずだったブースト点を受けられないという事態が起こります。人間叩くタイミングを1ms単位で正確に刻むのは不可能なのでだれしもこういうことが起こります。これが減点と呼ばれる仕組みであり、該当箇所わずかに早め、遅めにノーツを処理して減点されないようにすることを「減点回避」と呼んでいます。
ちょっと前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。なつっこ音頭はBPMが120、BPMが60の倍数の時、この減点回避が多発します。そして何より今回は7秒軸であることから、11秒より特技の発動回数が多くなります。さらに9秒と12秒が混じっています。もう地獄でしかありませんね。
そんなこんなで今回要求される減点回避の場所は曲中70か所を超えます。アホか。
当然ハイスコアを狙うのであれば、この70か所全て把握しなければならず、さらにこれをグルーヴという10分に1回しかないチャンスの中でほぼ全て「決め」なければなりません。ヤバスギィ
デレガイド2というiOSアプリではこの巻き込みや減点回避を行う場所を譜面データ上で教えてはくれますが、70か所も、しかも早い遅いまで含めて覚えるのは超絶大変です。なので私は動画編集ソフトを用いて、デモプレイの映像に減点回避や巻き込みの場所を赤や青の四角マーカーで一瞬表示させる動画を作成し、それを音トレという音ゲーマー御用達のアプリに流し込んで一生練習していました。
(はやめ処理の際は叩く場所を4フレームくらい前から表示してくれるような動画を作成しました。マーカー付けた場所を早遅まで頭に叩き込むことで加点につなげます。)
ちなみに70か所暗記するまでに3~4日かかってます。仕事しながらだとなかなか時間取れなくてつらい。
ちなみに減点回避を全く考えずに叩くと、デレガイドの全発動スコアよりも10万点以上低く出ることすらあります。デレガイドは減点回避全てできたときのスコアを表示してくれているので、ここからも減点回避の重要さが感じ取れます。
5.実践、そして苦痛
暗記できたところで、減点回避するために少しだけ早く・遅く叩くというのがそもそも無茶苦茶難しいことです。どれくらいかというと、デレステのタップの判定幅がおおよそ±0.06秒です。それでジャストより早く・遅くを要求されるので、どちらのパターンでも0.06秒以内でズラして叩くということが必要になります。改めて書いてみるとバカじゃないのって思いますね。
さらに今回の理想編成はオーバードライブが入っております。通常パフェの判定を超えてずれてしまった場合はGREATになり、1ノーツに対して3割の減点が入ります。1ノーツ位なら場所によりますが1000点未満で収まるので、1位狙いとかでなければさほど気にしなくてもよいのですが、オバドラ入っている場合はそうもいっていられません。
何が起こるのかというと、GREATを出した瞬間1発アウトです。コンボ切れます。
10分に1度しかないチャンスで1発アウトがあるというのは心臓に悪いです。当然シンデレラマジックが不発してもアウトなので非常に精神衛生上よろしくないスコアタがここにあります。
というわけで、スコアタ自体が初めてということもあり290万、白段(10位以内)を目標にして頑張ることにしました。
最終的には減点回避や簡単な巻き込みをほとんど決めきり、292万ちょっと手前くらいまで伸ばすことができ、4位を取ることができました。
はじめてにしてはかなり頑張ったと・・・
6.おわりに・・・
正直かなりしんどい部分もありましたが、でもスコアを詰める過程というのは楽しかったので、70か所暗記はやりたくないですがスコアタ自体は機会あればまた戦いなと思っています。
今回KAGE2さんと通話することも多く、いろいろスコアタに関するノウハウを勉強することができました。感謝!
いつか色段取りたいですね。